旅するヴァイオリニスト山瀬理桜の世界旅日記

グリーグの愛したベルゲン&ハルダンゲル地方

2011.05.08UP!

皆様こんにちは!
実は私、まだスペインにおります。
こちらは毎日コスタ・デ・ソル(太陽の海岸)に相応しい太陽と青空に恵まれております♪












さて、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、先日の5月2日から「山瀬理桜 ハルダンゲルヴァイオリン・スカラシップ」に合格した第一期生が、西ノルウェーハルダンゲル地方の短期留学に出発しました!

今回の留学により、グリーグの愛したハルダンゲルヴァイオリンを生んだノルウェー風土の魅力を体感し、彼女達が新しい風を運んでくれる事を楽しみにしております♪


生徒さんの留学先になるハルダンゲル地方を代表するホテル、「ウレンスヴァング」ホテルのお庭にて。(後方はグリーグの作曲小屋です。)

彼女達のハルダンゲルでの短期留学の様子は、(社)日本ハルダンゲルクラブの公式ブログ「美しきノルウェー~ハルダンゲルな日々~」にてご覧になれますので、ぜひチェックしてみて下さいませ。


今回はせっかくなので、グリーグの生まれ故郷でもあるノルウェーの第2首都「ベルゲン」の紹介をさせて頂きます。

ベルゲンは人口約25万人ほどの小さな港町ですが、日本でも人気の作曲家グリーグや劇作家イプセンが生まれ活躍した町でも有名です。

ベルゲン市内から車で少しの『トロルハウゲン』(妖精の丘の意味)には、かつてグリーグのお家だったグリーグ博物館が存在します。

2007年のグリーグメモリアルイヤー(没後100年)の時には、日本の音楽雑誌「モーストリー・クラシック」の取材に同行しトロルハウゲンにも訪れました。
その際に現地のベルゲンテレビ&ベルゲン新聞の逆取材にあった事が印象的でした♪

ベルゲンっ子も、日本でグリーグとハルダンゲルヴァイオリンが愛されている事が嬉しい様です!

  
 光栄な事に、グリーグの子孫のヨハンヌ・グリーグさんにもお目にかかりました♪





ベルゲン大学に隣接している「ベルゲン博物館」には、ノルウェー最古(1651年)のハルダンゲルヴァイオリン『ヨースタ』も既存されています。

他にも興味深い展示品を多く見る事が出来ます。

グリーグは、作曲の際にはいつも作曲小屋にこもっていた事はご存じの方も多いと思います。
グリーグの作曲を代表する音楽劇「ペール・ギュント」の作曲の際も、ガンメルベルゲン(古ベルゲン)の作曲小屋で半分作曲を行い、残りの半分はデンマークで作曲を行いました。

 
古ベルゲンに行くと、今でもこちらの作曲小屋を見る事が出来ます。


 
 
 

 

 



作曲小屋の中の様子。ここであの名曲の数々を作曲したのですね!








もちろんグリーグはハルダンゲル地方でも多くの作曲活動を行いました。




奥様のニーナさんと訪れ、ここで歌った彼女の歌声からインスピレーションを受け、歌曲を作曲した事でも有名な「ボーリング」滝。




グリーグの愛したハルダンゲルフィヨルドの風景。
この、神様が存在するかのような神秘的な風景や、神聖なハルダンゲルヴァイオリンの音色に、グリーグはたくさんの影響を受けたのが納得できます♪

グリーグの愛したベルゲンとハルダンゲルは、今でも魅力的なままです。
機会がありましたら、ぜひ訪れてみて下さいね!

(おまけ)ベルゲンの町で食べたお寿司です♪→

                 Rio


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