ノルウェー最大級 「シーマ」水力発電所
自然豊かなノルウェー王国の電力は、実は99%水力発電でまかなわれています。
今回見学させて頂いたのは、ハルダンゲル地方のアイドフィヨルドにある「シーマ」水力発電所。
ノルウェー国内最大規模のこの水力発電所は、もともとは水害の多い地域の歴史から始まっています。
10年の年月をかけて発電所が出来たことで水害は無くなり、今では必要以上のの電力を供給出来、使わない電力は近くの国に販売しております。
大自然に住む厳しさをマイナスだけで判断せず、ベストな共存法をあみ出す現地の人々の柔軟な姿勢に、心を打たれました。
隣接する施設では、この発電所の歴史をビデオで見る事が出来ます。
“安全でピュアエネルギー”の「シーマ」水力発電所内は見学が出来、観光ツアーのプラグラムにもなっております。
車で数分走ると発電所内に到着~!
安全の為のヘルメット&チョッキを着て、準備OKの矢野さんとクリスティーナもびっくり!
中は広くとてもキレイ!!
こちらがタービン。汚れに弱いので、毎日しっかりとお掃除をするとの事です。
こちらのお花の様な物がスクリューです♪キレイ^^
このようにタービンのはるか下で、スクリューが回っている事を、この絵で知る事が出来ます。
この水力発電の仕組みを、分かりやすくかたどった模型。
はるか上のダムの水が流れ、タービンをまわして電力を作り出します。
私たちのいるところは、この写真の上部の空間になります!
お話を聞いていて驚いたのは、この水力発電所内では時々コンサートを行うとの事!(確かに天井も高いし響きそう♪)
安全だから出来る事ですが、ノルウェーの人々の柔軟な思想を改めて感じる事ができました。
ノルウェーは氷河が多いので水力発電に向いている国ですが、同じく自然の多い日本の未来へのヒントも隠されているように感じました。
せっかくなので、ダムにも訪れてみました。
神様の存在を感じる荘厳で静かなこの地にいると、人間が大自然に生かされているという事を実感します。
ノルウェ-王国の人々の思想は、自然と同じく強く静かで美しいと感じる、充実した水力発電所の見学となりました。
Rio