旅するヴァイオリニスト山瀬理桜の世界旅日記

スウェーデン ストックホルム2

2011.11.07UP!

ストックホルム旧市街「ガムラ・スタン」




王宮のそばには、ストックホルム最古の由緒ある大聖堂があります。















長い間、スウェーデン王家の儀式が行われた場所でもあるこの大聖堂。
最近では、2010年にヴィクトリア女王の結婚式が行われたので、ご存じの方も多いと思います。











王宮中庭



敬礼^^












ガムラ・スタンでのお散歩の後は、現存する最古の戦艦船として有名な「王艦ヴァーサ号博物館」を訪れました。








(ヴァーサ号物語)
400年前の木造の戦艦「ヴァーサ号」は、その当時スウェーデンが建造した軍艦のうち、一番高価で一番華麗な装飾をされた船でありました。
ストックホルムの市民達は、この華麗な船の処女航海への出海を見送る為に出ていたのだが、大惨事の目撃者となってしまった。
ヴァーサ号はストックホルム港内で横転して沈没してしまったのです。



大変だー!沈むぞー!!
当日の様子を表した展示ですが、きっとこんな感じだったのですね・・








うーん、完璧な船体です。















戦いに行く前に(・・というか航海する前に)設計ミスからか、大砲の積みすぎか、出航してわずか1300Mで沈没し、333年後にほとんど完璧な姿で海底で発見され引き上げられました。



引き上げの調査隊はこんな姿だったそう。
(宇宙人?)












船尾も美しく残っていました。




でも当時は、この様な鮮やかな色彩だったそうです♪
美しいですね!












当時の王様、グスタフ・アドルフ2世は、カンカンだったそうですが、未だに沈没の理由は解っていないとの事。
一緒に沈んでしまった乗組員や、彼らの持ち物や食糧、食器や色々な宝物もそのまま残っており、タイムマシーンの様に17世紀初めの船上生活や、1628年の8月の晴れた日曜日に起こった出来事を見る事ができました。



貴重な素晴らしい博物館ですので、機会がございましたら訪れてみて下さいませ♪

              続く
               Rio
     

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